【今年の漢字(2019年)】

今年の漢字は「令」

平成から令和となったことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、新しい元号、令和の「令」の文字が選ばれました。 「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。 平成が終わり、元号が令和になったことしは、21万6000余りの応募の中から、令和の「令」の文字が選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げました。 協会は「令」が選ばれた理由として新しい元号の「令」和に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしています。さらに法「令」改正による消費増税や芸能界で起きた闇営業、薬物使用などの問題で法「令」順守が重視されたこと、自然災害で警報や避難勧告の発「令」が相次いだことも挙げています。 清水寺の森清範貫主は、「元号がかわり、皆さんの気持ちが新しくなったのではないかと思う。これからの時代も皆で仲よく、力を合わせて生きていかなければいけないと改めて感じた」と話していました。 2番目に多かったのは新しいの「新」、3番目は令和の「和」でした。 2019年の「今年の漢字」に選ばれた「令」を揮毫(きごう)する清水寺の森清範貫主=12日午後、京都市東山区 (出典:時事通信 2019年12月12日 14時10分配信 )

[歴代今年の漢字一覧]
年度漢字 選ばれた背景
1995兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)。
地下鉄サリン事件により社会不安が拡大。
1996O-157による集団食中毒が多発して学校の給食などにも影響。
1997大型企業倒産・銀行破綻が相次ぐ。
サッカー日本代表、ワールドカップアジア地区予選で強豪倒して
出場決定。
1998 和歌山毒物カレー事件の余波で毒物混入事件が多発。
ダイオキシンの不安。
1999 1900年代の最後。東海村JCO臨界事故。
2000 シドニーオリンピックで、女子柔道の田村亮子(現・谷亮子)が
金メダル、女子フルマラソンの高橋尚子が金メダル。
金大中と金正日による初の南北首脳会談。
「きんさん」(成田きん)死去。
2001 アメリカ同時多発テロ事件。 アメリカのアフガニスタン侵攻。
世界的な不況。
2002 初の日朝首脳会談。北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。
2003 阪神タイガースが18年ぶりに優勝。
2004 新潟県中越地震。台風23号が上陸して多大な被害を与えた。
美浜発電所の事故や三菱リコール隠し事件。
2005 愛・地球博の開催。
紀宮清子内親王と黒田慶樹の結婚。
卓球・福原愛の中国での活躍。純愛物語電車男ブーム。
2006 悠仁親王の誕生。
飲酒運転によるひき逃げ、いじめによる自殺問題などの命の不安。
生まれた命、奪われた命、絶たれた命、そして、命の不安への膨らみ。
2007 不二家を始めとする、「白い恋人」や「赤福餅」など食品偽装の発覚。
年金記録問題の発覚。防衛省の汚職問題の発覚。
テレビ番組『発掘!あるある大事典』による捏造問題。
2008 日本の首相交代やオバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)など内外の政治の変化、株価暴落や円高ドル安などの経済の変、食の安全性に対する意識の変化、世界的規模の気象異変による地球温暖化問題の深刻化、スポーツ・科学分野での日本人の活躍に表れた時代の変化などの意味が込められ、政治・経済をはじめ、よくも悪くも変化の多かった一年を象徴する。
2009 自由民主党・公明党に替わる鳩山由紀夫新政権発足、バラク・オバマアメリカ合衆国新大統領就任など、政治の一新に加え、裁判員制度や高速道路料金割引などさまざまな新制度のスタート、新型インフルエンザの流行、高速水着による競泳の世界新記録ラッシュ、イチローの連続200本安打新記録などといった世相を反映。
2010 記録的な猛暑により熱中症にかかる人が続出し、これに伴い野菜価格が高騰し、熊なども人里に出没。また地中の「暑い」中から作業員全員が生還したコピアポ鉱山落盤事故、1万度の突入温度から帰還した「はやぶさ」なども反映。
2011 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、タイ洪水などといった国内外で発生した自然災害などにより、家族や友といった身近でかけがえのない人物に対する絆をしったり、チームワークと信頼でFIFA女子ワールドカップに優勝したサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の姿などに感動と勇気をあたえられたりしたことなど、多くの日本人が絆の大切さを改めて感じた一年であったため。
2012 ロンドンオリンピックのメダルラッシュ、山中伸弥のノーベル賞受賞など数々の「金字塔」が打ち立てられた。他にも932年ぶりに全国的に観測された金環日食、消費税や生活保護など金が関わる問題の多発など。「金」は2000年にも選出されており、初めて複数度選出された漢字になった。
2013 2020年東京五輪の招致成功、平成25年台風第26号による伊豆大島災害や平成25年台風第30号によるレイテ島(フィリピン)災害に対する日本各地並びに世界各国からの支援の輪が広がったことなどが理由とされる。
2014 17年ぶりの消費税増税とそれに伴い生活環境が大きく変化したことを反映。森貫主は「国民の多くが税に厳しい目を持っているということではないか」と話している。
2015 安倍内閣による平和安全法制の成立が注目を集めたこと、 韓国人による靖国神社爆発テロ事件や旭化成によるマンション傾斜問題に対する不安、イスラム国による日本人拘束事件やパリ同時多発テロ事件を受けて世界に安らぎと平安を願う思い、TPP合意に伴う食の安全への関心の高まり、お笑い芸人・とにかく明るい安村のギャグ「安心してください、穿いてますよ」の流行など
2016 リオデジャネイロオリンピックでの日本人選手の金メダルラッシュ、MLB・イチローの通算3000本安打達成やレスリング・伊調馨の五輪4連覇など数々の金字塔が打ち立てられたこと、舛添要一前東京都知事の政治資金私的流用、豊洲市場移転延期や東京オリンピック会場見直しなどの東京都政の金に関する問題をはじめとする「政治とカネ」の問題、日本銀行によるマイナス金利などの金融政策が注目を集めたこと、金髪でお金持ちの不動産王・ドナルド・トランプがアメリカ大統領選挙に当選したこと、YouTubeで「PPAP」の動画が世界的に大ヒットしたピコ太郎の衣装が全身金色であることなど。
「金」は2012年以来4年ぶり3回目の選出となった。
2017 北朝鮮による、度重なるミサイル発射事案や核実験強行などの朝鮮半島情勢の緊迫、九州北部豪雨による甚大災害の発生、北海道産ジャガイモ不作による供給遅滞の影響でポテトチップスの販売が一時停止となったこと、アメリカ大リーグへの移籍が決定した大谷翔平と、ドラフト1位で入団が決定した清宮幸太郎など、北海道日本ハムファイターズの動向に関心が高まったこと、北島三郎(歌手)が所有する競走馬キタサンブラックの活躍や葛飾北斎展覧会が日本国内で盛況であったことなど[13]
2018 平成30年7月豪雨(西日本豪雨)、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など自然災害の脅威を痛感した年であったこと。 レスリング、体操などのスポーツ界に於けるパワーハラスメント問題や財務省の公文書改竄(書き換え)問題などといった人為的災害が顕著であったこと。 7月・8月の時期に酷暑となり、「災害級の暑さ」という表現が気象庁によって用いられたこと。 免震装置のデータ偽装、「スーパーボランティア」の活躍など、災害に対する意識に影響する出来事があったこと。 「災」は2004年以来、14年ぶり2度目の選出である。
2019 令和改元。千葉県に台風15号・19号及び10月25日の大雨による災害が相次ぎ、警報発令や避難命令という言葉を意識した。

(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

参考:
今年の漢字については、2007年,2008年,2009年,2010年,2011年,2012年,2013年,2014年,2015年(バックナンバー;060、64、72、73、75、77、79、81、84)もお読み下さい。

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